木内麻里絵さん|Marie KIUCHI

木内麻里絵さん|Marie KIUCHI

合格スクールUniversity College London (UCL )
University of Manchester
留学先(国)イギリス
専攻(メジャー)Urban Economic Development
職業某損害保険会社

今回インタビューにご協力頂きました木内さんは、第一志望校にこだわり開発学で最も知名度の高い学校の一校であるUCLに見事合格されました!社会人である木内さんがどのように大学院留学を思い立ち、準備をし、実現されたかを詳しくお伺い致しました。

Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?

Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?

学生の頃から漠然と外国への憧れがあり、大学は海外に進学したかったのですが、周りの反対もあり行けませんでした。それ以来、留学は環境が整ったらいつか実現したい夢でした。

このタイミングで留学を決めたきっかけとなったのは、旅行です。
会社の休暇を利用してバックパック旅行をするようになったのですが、そこで出会ったバックパッカーや現地の人達の自由な発想に感銘を受け、自分も興味を持っていることを思いきりやってみたくなりました。今はもう学生の頃とは違い、行ける状況にありましたので決意しました。


Q2. 大学院留学に向け、いつ頃からどのようにご準備を進められましたか?

Q2. 大学院留学に向け、まずどのようにご準備を進められましたか?

去年の5月頃から一人で何となく専攻選びを始めたのですが、留学後の進路のことなどを考えると一人で決めるのには不安があり、8月頃こちらにカウンセリングに伺い、サポートに申し込んだことから本格的に準備が始まりました。

最初に、出願にあたりいつまでに何を終わらせればよいか目標スケジュールを提示して頂けたので、それを意識して出願校の選定や、エッセー等出願に必要な書類の作成、推薦状の依頼などを行っていきました。

留学準備はやることが本当に沢山あるので、お任せできる事はお任せして、自分はエッセー作成や英語の勉強に時間を使うようにしました。


Q3. 専攻や国、出願校はどのように選ばれましたか?

Q3. 専攻や国、また出願校はどのように選ばれましたか?

専攻について、最終的に開発学を選んだんですが、最初は旅行が好きなので、旅行記事を書くような仕事をしたいと思い、ジャーナリズムのコースを探しました。

しかし、ジャーナリズムへの興味が一時的なものである気がして踏み切れませんでした。もともと、学生時代からの自分の関心事は途上国が抱える貧困や紛争の問題だったのです。それは分かっていたのですが、何か全く新しいことを学びたかったので、あえて開発学は外して他の専攻でもう少し検討をすすめてみました。ビジネス系のコースなどもご紹介頂いたのですが、結果どれもしっくり来ず、専攻が決まらない状態が続き焦り始めました。

そこで、改めて開発学系のコースに目を向けご紹介頂くと、、やはり自分が関心を持ってきた分野なので引きつけられました。それからは専攻の迷いは無くなり、以前から興味を持っていた開発経済学の分野で探し直しました。回り道をしたようですが、他の選択肢を検討したことで、自分が学びたいものがはっきりしました。もし最初から開発学に決めていたら、私の性格からして、勉強に行き詰まったりした時に、「他の専攻にしておけばよかったのではないか」と迷うかもしれないと思ったので、納得いくまで検討したかったのです。

開発経済学は、主に経済学部で開講されている様で、調べて頂くとどの学校も出願の前提条件として経済学部の学士を持っていること、または経済の専門的な職歴があることを謳っていました。私の場合はどちらも該当しなかったため経済学部への出願は諦めました。そこで経済学部以外の学部で、開発経済学をクラスとして比較的しっかりと学べるコースで且つ出願条件が専門出身者に限定されていないコースがないか探して頂き、国際開発や地域振興、都市経済開発に焦点を当てたコースが自分の興味に近いことが分かり、そういったコースへの出願を決めました。

ありがたい事に複数校より合格が頂けたのですが、私は開発の現場経験がないので、なるべく実践的な内容のコース、特にUCLのコースはフィールドトリップが含まれていることもありとても魅力的でしたので、UCLへ進学する事に決めました。


Q4. 留学のご準備で特に大変だったことがあったら教えて頂けますか?

Q4. 留学のご準備で特に大変だったことがあったら教えて頂けますか?

私の場合は、専攻選びと出願校の選定段階で悩み、随分と目標スケジュールを押してしまったので年内はかなり焦っていました。

出遅れた焦りがある中で、日中は仕事をする傍ら、出願に必要な書類の作成や英語の試験対策などを進めていくには気力、体力が必要でした。そんな中、分からないことや不安な点があればこちらで適宜相談にのって頂けて、アドバイス等を頂けたことが大変支えになっていました。もしサポートが無かったら、仕事をしながら出願準備を進めるのは難しかったと思います。

エッセーを書くにあたり専攻分野の本を読んでいたのですが、その中で専攻分野への探究心が強まり、院進学への良いモチベーションとなりました。

また、私は大学院留学を決意した時点で会社に退職の意向を伝えたので、絶対に成功させなくてはいけないというプレッシャーがありました。そのせいで焦ったり苦しくなったこともありましたが、結果的には留学への気持ちを支え続けていたのだと思います。


Q5. 色々なご経験を経てまもなくご出発を控えていらっしゃいますが、留学中、留学後の抱負や今の心境をお聞かせ頂けますか?

Q5. 色々なご経験を経てまもなくご出発を控えていらっしゃいますが、現在の抱負や皆様へのメッセージを頂けますか?

まだ漠然としていますが、留学後は途上国の開発に携わりたいと思っています。なので、留学生活ではいろいろなことを吸収して、学んだことをどう開発に繋げていけるか模索していきたいです。また学問に関わらず、新しいことを沢山吸収して視野を広げたいです。

社会人になってから留学するとなると、留学後のキャリアや今後の生活のことなど不安も多いと思います。でも、いざ飛び込んでみるとそれなりに道は開けてくるものだと思いますので思い切って挑戦してみるのも悪くないと思います。