坂庭 輝美さん|Terumi SAKANIWA

坂庭 輝美さん|Terumi SAKANIWA

合格スクールUniversity of Birmingham
The University of Sheffield
Aston Business School
University of Bradford
留学先(国)イギリス
専攻(メジャー)MBA
職業Google Japan

今回インタビューにご協力頂きました方は、元グーグルジャパン社員の坂庭輝美さんです。坂庭さんはグーグルジャパンという一見皆さんが憧れるを会社を離職しMBA留学の道を選ばれました。今回はそんな坂庭さんが大学院留学を目指したきっかけからお話を伺いました。

Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?

Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?

外資系で働いていたのですが、実は英語力がないまま入社してしまったんです(笑)。

正直この英語力では『外資にいました』と言っても通用しないので、最初は語学留学を検討していました。

もともと大学院留学は難しくて自分には無理だろうと思っていましたので、、。でも調べていくうちに意外と費用も語学学校と比べて倍ほどは違わないし、何とか努力をすれば行けるのかなと思う様になりました。

あとは、社会人で留学するなら語学留学よりはDegreeを取ってきた方がいいのでは?というアドバイスもあり、まずはチャレンジしてみる事にしました。万が一全て不合格だったとしても語学留学にすればいいという選択肢がありましたので。


Q2. 大学院留学に向け、まずどのようにご準備を進められましたか?

Q2. 大学院留学に向け、まずどのようにご準備を進められましたか?

最初は語学で考えていたので語学留学のエージェントを周って情報収集をしていたのですが、その間にたまたまMBAを取られてきたカウンセラーとお会いする機会があって、そこで聞いた話をきっかけに大学院留学を考え始めました。

それから進学留学を扱っているエージェントを探したんですが、こちら以外はいわゆる提携校を持っていて、そこに入れたらバックマージンが入るというようなシステムをとっているところが殆どでした。

個人的には、会社を辞めて高い学費を払って行くのであれば、フラットな情報をもらえて全ての選択肢から選べるところが良いと思い、こちらにお願いすることにしました。提携校がなく全ての大学院を対象に紹介して頂ける点が魅力でしたし、あとはホームページを拝見し、細かく様々な留学情報を紹介されていらっしゃったので、その点で安心感がありました。

サポートをお任せしてからは、本当に沢山の事をご相談しながら出願まで進めていきました。


Q3. 専攻や国、また出願校はどのように選ばれましたか?

Q3. 専攻や国、また出願校はどのように選ばれましたか?

そうですね。まず専攻に関しては、大学の時から経営学を先攻していて、ビジネスを学ぶということ自体は結構好きでしたので、おのずとMBAが候補として考えられました。

前職がアメリカの会社だったので、海外のビジネスを日本に入れるということは経験を通してして良く分かっていたのですが、逆にこれからは積極的に日本から海外に出ていくことが必要になってくるだろうと思い、中でもInternational business や International Marketing を先攻できるMBAを選びました。

日本はGDPのランキングでは上位にいるのに国際競争力の順位はともて低いんです。

イギリスは島国であったり、ヨーロッパ圏の中でも敢えてEUに加盟せず独自の文化を持っていたり、日本と環境的に近いにも関わらず金融の自由化で国際競争力を高めている、そこは非常に学ぶところがあるんではないかという興味がありました。なので、留学先についてはイギリスを考えました。

出願校に関しては、まずGMATを勉強する時間がなかったので、ランクの高い学校の中でGMATを要求しない学校をピックアップして頂き、その中からコース内容などを比較し最終的に4校へ絞り出願しました。


Q4. 留学のご準備で特に大変だったことがあったら教えて頂けますか?

Q4. 留学のご準備で特に大変だったことがあったら教えて頂けますか?

やっぱり大変だったのは、IELTSのスコアを取ることでしたね。
6月のプレセッションに入るギリギリの時期にIELTS5.5が取れ、最後は本当に冷や汗ものでした(笑)。

最終的にMBA入学に必要なスコアが取れたとしても、いきなりマスターの授業についていくのは大変だと思っていたので、いずれにしてもプレセッションには参加しようと思っていました。

今回のプレセッションは大学院に確実に入れるという事も大きいですが、あとは内容的にも英語だけではなくて大学院の前にビジネス系の事も学べるので、プログラム的には非常に良いと思っています。

あと苦労したと言えば、、エッセイですね。
英語にしてしまってからはネイティブチェックを入れていただいて、修正という感じだったのですぐでしたが、日本語で構成を考える段階が一番時間がかかりましたね。

日本語の論文の書き方とはやはり全然違うので、まずはエッセイの書き方から教えてもらったという感じです。やはり出願書類関係の添削サポートを全てお任せできるというのは、忙しい社会人にとってはとても助かりましたね。


Q5. 色々なご経験を経てまもなくご出発を控えていらっしゃいますが、現在のお気持ちや抱負をお聞かせいただけますか?

Q5. 色々なご経験を経てまもなくご出発を控えていらっしゃいますが、現在のお気持ちや抱負をお聞かせいただけますか?

もし向こうで働けるチャンスがあれば挑戦してみたいですね。

今回の留学は、自分のキャリアのためにMBAを取りにいく訳ではないんですね。グーグルには早い時期に入社して非常に斬新で面白い経験を沢山させてもらったので、また何か新しく面白いことを見つけたいという理由が大きいです。

あと、あんなに勉強嫌いだったのに初めて自分から勉強したいと思ったので、その気持ちは大事にしていきたいです。。

ゼロからのつもりでフラットな状態からいろいろなものを吸収したいと思っています。全てをビジネスに生かすためということではなく、経験したことのないいろいろな事に挑戦していけたらいいですね。


Q6. では最後に、こちらをご覧の皆様へメッセージやアドバイスをお願い致します。

Q6. では最後に、こちらをご覧の皆様へメッセージやアドバイスをお願い致します。

私はIELTSのスコアがギリギリになってしまったので、目指していらっしゃる方は、できるだけ英語のスコアは早めに取っておいた方がいいと思います。

と言っても忙しい社会人には厳しいですよね、、。実際のところ私は会社を辞めてからテストまでの3日間の缶詰でスコアを出したという感じでした(笑)。同じ様な状況の方もいらっしゃると思いますが、是非頑張ってください。