分野別の海外大学院専攻紹介
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建築学:Architecture
海外大学院で建築学を学ぶ場合、構造や材料等の工学的な側面と、デザインや建築史について研究する芸術的・文化的な側面を持っていることを理解する必要があります。
通常日本では建築学というとこの工学的側面が中心になりますが、海外、特にイギリスを含むヨーロッパの大学院では建築学というと後者の芸術学的側面が中心になります。そのため出願書類にもポートフォリオ(作品集)が求められるのですが、このポートフォリオもただの作品集ではなく非常に芸術的な評価をされることになります。
通常建築学は美術大学や芸術学部で開講されていることが多く、そういった場合は特に工学的側面より芸術的なところが重要視され、履修クラスも環境デザイン、ランドスケープデザイン、都市計画、インテリアデザイン、スペースデザイン等芸術的なクラスを数多く学ぶことになります。
北米等ではもちろん工学部で開講されている建築学もありますが、こちらは研究色の強い学位になり、理数学的な知識が問われることになります。