大学の成績証明書にGPAが記載されている場合の対処方法

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【コラム32】 大学の成績証明書にGPAが記載されている場合の対処方法

~大学編入をせずGPAを塗り替える唯一の方法~

今回は、現在でも最もご質問やご相談の多い、GPAについてです、

GPAについては、特に社会人の方は一切塗り替えることができない、という意味ではTOEFL/IELTSやGMAT/GREといった各テストスコアやエッセイ、推薦状といった今後の努力で大きな成果が期待できるものとは大きく異なります。

そのため、今後どれだけ努力や時間を費やしても一切変更が効かない、という理由から、大学院留学を検討する際、最も重要なファクターとしてご認識されている方が多いようです。

GPAについてはこちらのコラムや各種ウェブセミナーでも何度も解説してきましたが、今回の趣旨はGPAが皆さんの英文成績証明書に載ってしまっている場合の対処方法です。

最近下記のようなご相談が増えてきました、

出身大学で成績証明書を発行したらGPAが記載されており、2.5を切っていました、やはり大学院留学は諦めるべきでしょうか?

昨今日本の大学も文部科学省の意向により、ほぼ全ての大学で四段階評価に移行しています。ただこの日本の大学が取り入れている四段階評価方法は、大学院留学を目指すうえでは非常に大きなリスクを持っています。

例えば日本の大学は四段階評価といっても、

S/A/B/C、またはAA/A/B/Cといった形、

いずれの形にしてもAの上に更にSやAAといった評価があります。これは幅広くGPA制度を取り入れている北米の大学ではあり得ないことで、日本独自の制度と言えると思います。

例えば、

S=4、A=3、B=2、C=1

というGPAの計算をされてしまうと、3.0平均を取得するためには、A平均を取得しなければならないことになります。

つまり、この計算方法だと大学内ではある程度優秀とされている方(ほぼAとBの成績を取得されている方)のGPAは2.0~3.0となってしまいます。相当な確立でSを取得しませんと評定平均3.0を超えることは難しいでしょう。

そのため、特に理系の大学生などは大学在学中相当な努力をしたとしても、もし英文成績証明書にGPAが載っていると、そのGPAは3.0以下になることが非常に多いということです。

もし英文成績証明書にGPAが印字されていなければ、出願校が独自でSやAAを4.5と計算したり、SやAAを4、Aを3.5と計算してくれる場合もあります。

ただ皆さんの出身校が発行する英文成績証明書にGPAが印字されていると、そのGPAを100%出願校のアドミッション担当者が信じるかどうかは分かりませんが、非常に印象は悪いことは確かです。特に人気の大学院になると何千という出願書類の中でそういったGPAが記載されていると、その時点で足切りされてしまうことも少なくありません。

つまり、SやAAなどAの上にもう一つ評価があるような大学をご卒業された方で、英文成績証明書に出身大学が計算したGPAが載っている場合は、大学院留学を目指すうえで非常に不利になってしまう事が多い、ということです。

少なくともそのまま出願書類としてご使用されることはお勧めしません、

ではどうするかというと、第三者機関に皆さんの英文成績証明書の再評価を依頼します。

下記のような第三者機関では、海外の大学で発行された英文成績証明書をその国々の基準に合わせ再評価してくれます。

World Education Services, Inc. (WES)

http://www.wes.org/

Educational Credential Evaluators (ECE)

https://www.ece.org/

American Association of Collegiate Registrars and Admission Officers (AACRAO)

http://ies.aacrao.org/

その他第三者機関一覧:

http://www.naces.org/members.html

特に日本の大学で発行される英文成績証明書に印字されているGPAは非常に海外の大学に比べると厳しく(不利に)評価されていることが多いため、第三者機関に依頼することでGPAが格段に上がることが少なくありません。

通常上記のような機関で再評価された成績証明書は出願に使用することが出来ますが、どのような機関の再評価結果を認めているかは各学校によって異なりますので、ご依頼前に出願予定校の担当者にご確認頂くことをお勧め致します。

もし皆さんが出身大学で英文の成績証明書を発行してもらい、そこにGPAが印字されており、2.5以下だったとしても、絶対に大学院留学を諦めてないで頂きたいと思います。

前述致しました通り、海外の大学院のアドミッションは、英文成績証明書に印字されたGPAを鵜呑みにすることは一切ありませんし、上記のような第三者機関に依頼することでGPAを塗り替えることが出来る可能性も残されています。

 

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2015年07月13日

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