【コラム No11】GRE/GMAT対策が必要な方はTOEFLではなくIELTSを選ぶべき!

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【コラム】GRE/GMAT対策が必要な方はTOEFLではなくIELTSを選ぶべき!

先日下記のようなスコアを取得された方がいらっしゃいました、

TOEFLiBT: 79 GRE: 307

この方の結果を見て、「TOEFLiBTで80点を超えていない方がGREでトータル300点を超えることもある」、ということを改めて認識致しました。ちなみにこの方のスコア内訳は、

TOEFLiBT:26 (Reading)、19(Listening)、18(Writing)、16(Speaking)GRE:163 (Quantitative)、144(Verbal)

なぜこのようなスコアが取得できたかというと、英語力の中でも読解力と語彙力がずば抜けていたからです。実はこういったスコアは日本以外のアジア各国の留学生の間ではそれほど珍しいものではありません。GREは語彙力と読解力(+高校1年レベルの数学知識)のみでハイスコアを取得することができますので、iBTのスコアが70~80点程度でもGREでハイスコアを取得することが可能なのです。

ただiBT80点でもあまりにもスピーキングやリスニングのスコアが低い方だと入学後授業に付いていくことが難しいので、昨今では審査にインタビューや、TOEFLiBTの最低出願スコアにスピーキングやライティングのサブスコアに関する最低スコアを別途設定する学校も増えています。

ただ日本人受験者で上記のようなスコアを見ることは非常に希といっていいかもしれません。なぜなら、日本人受験者はTOEFLiBTで4セクションのバランスが良い総合スコア100点を取得することに集中してしまい、GREやGMATのテスト対策にリスニングやスピーキング力が一切必要ないことを知らない方多いからです。

では次にGREスコアが必要な方が、TOEFLまたはIELTSどちらを選ぶべきか、という本題に入りたいと思います。

TOEFLとIELTSを比べた場合、TOEFL受験者はIELTS受験者よりより高度なリスニング力を必要することは周知の事実だと思います。なぜなら、TOEFLの場合はライティング及びスピーキングセクションでも高度なリスニング力を必要とするからです(Integrated Taskのため)。一方IELTSのリスニングセクションはTOEFLより易しく、スピーキング及びライティングセクションでリスニング力を必要とすることはありません。ただTOEFLより難易度が高いセクションとして、リーディングセクションが挙げられます。なぜならIELTSのリーディングセクションはTOEFLと比べると出題される各文章の文字数が200語程度多く、回答方法も記述方式(TOEFLは選択式)となるためです。

以上をまとめると、TOEFLはIELTSより高度なリスニング力を必要とし、IELTSはTOEFLより高度なリーディング力を必要としている、ということです。

ここで話をGRE対策に戻しましょう、

GREに必要な英語力はリーディング及び語彙力のみです、ただ非常に高度なリーディング力と語彙力を必要とします。リスニング力は一切必要ありません。

そのため、GREとTOEFLが同じ団体(ETS)が運営しているからといって、GRE(またはGMAT)対策を行う必要がある方が必ずTOEFLが向いている、ということはなく、むしろ高度なリスニング力を習得している時間をリーディングや語彙力の強化に使った方がいいということになります。

以上のように後にGMAT、GRE対策を必要される方は、TOEFLよりむしろIELTSを選ぶべき、という見解を解説させて頂きました。ただこの見解には下記について考慮する必要があります。

1、北米の大学院で、IELTSを認めていない学校が希にある。2、TOEFLよりIELTSを選ぶと出願必要スコアが不利になるケースがある。3、留学、海外経験などがありリスニングが得意な方はTOEFLを選ぶべき

1、主に北米の大学院で、IELTSを認めていない学校が希にある

現在北米の大学院を含めほとんどの大学院でIELTSも認めるようになりましたが、まだ希ですが北米の一部の学校でTOEFLしか認めていない学校があるので注意が必要です。

2、TOEFLよりIELTSを選ぶと出願必要スコアが不利になるケースがある

TOEFLとIELTSの出願必要スコアは各学校が独自で決めることができます。そのため、TOEFL80/IELTS7.0といった非常にIELTSに不利なスコア設定をしている学校があります。そういった学校でIELTSを選ぶと余計に労力と時間がかかりますので注意しましょう。

3、留学、海外経験などがありリスニングが得意な方はTOEFLを選ぶべき

前述致しました通り、TOEFL攻略には非常に高度なリスニング力を必要とします。ただ、1年以上の比較的長期留学経験や、その他海外経験がある方で、リスニングを非常に得意としている方はTOEFLの方がIELTSより容易となります。皆さんのリスニング力に合わせてテストを選択する必要があります。

以上をご参考に、コラムのタイトルは少々乱暴でしたが、是非皆さんの適性に合わせて後悔のないテスト対策を進めて頂ければと思います。

カテゴリー テスト対策ニュース(4), 必読!留学コラム(21)

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2013年12月26日

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