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大学院留学の意義(目的)
-メリット/デメリット-

毎日多くの方よりご相談を頂いておりますが、コロナ禍も収まり、日本も景気回復が叫ばれる中、「なぜ皆さんは海外大学院を目指されるのでしょうか?」ここでは、日々皆様から頂く海外大学院進学に関するご相談を通じて感じる、大学院留学の目的、そしてそこから通じる留学のメリットとデメリットについてお伝えさせて頂きたいと思います。

まず、高校・大学留学と違い、大学院留学を目指す方には、社会人の方もいれば、現在大学生の方もいます。今までどのような経験を積み、現在何をしているかによって大学院留学の目的、そしてその可能性は大きく異なります。その中でも今回は、「社会人(職歴3年以上)」、「新社会人(職歴3年以内)」そして「大学生・大学院生」と分けさせて頂き、それら対象者の持つ目的や特徴などご紹介させて頂きたいと思います。。

対象者

01

社会人の方(職歴3年以上)

「キャリアゴール実現」という目的
最初は職歴を3年以上持つ社会人の方です。前述の通り、3年というある程度まとまった期間以上の職歴をお持ちの方は、大学院留学の目的が大きく3つに分けられると思います。一つ目は、「派遣留学」、二つ目は「キャリアアップ」、そして三つ目は「キャリアチェンジ」です。

派遣留学とは、現在の所属元(各種民間企業や官公庁など)の派遣留学制度を利用し留学を実現させる方です。二つ目は、現在の仕事を進めていくうえで必要と感じた経験や知識を習得するために留学を決意するケース、そして三つ目は異なった分野への転職を実現させるためのブリッジとして大学院留学を利用する場合です。

ここでは実際に3年以上キャリアをお持ちの皆さんが大学院留学を選択される場合、どういった目的や意義をもって留学を決意されていらっしゃるのか、という点についてお話したいと思います。

対象者

02

新社会人の方(職歴3年以内)

「現状打破」という目的
次は新社会人の方です。今回ここでお伝えしている新社会人とは、入社1~3年目の方です。毎年厚生労働省が発表している「新規学卒就職者の離職状況」も3年以内の離職率を統計していることから、やはり3年職歴が有るか否かが一つの焦点であることは間違いありません。

逆を言えば、3年あればどういった分野のどのような業務であったとしても、社会人経験として立派に認められ、いよいよ本格的なキャリアヴィジョンに向けて動き出す時です。そのため、就職3年以内に留学を決意される場合はそれなりの覚悟が必要になります。

ここでは、弊社にご相談に来られる新社会人の方が持っている特徴や目的についてご紹介したいと思います。

対象者

03

現役大学・大学院生の方

「まだ、就職したくない。」という目的
最後は現役生の方です。新規学卒就職者(新卒生)の就職後3年以内離職率は約32%(厚生労働省発表)のようです。この数は多いととるか少ないととるかはメディアによって異なりますが、確実に言えることは、約70%の方が新卒で入社した会社を(3年間)離職することはない、ということです。

つまり、新卒で入った企業で皆さんのキャリア形成の最も重要なファーストステップは完結するということです。それほど重要な新卒の就職にいったいどのように大学院留学が関係してくるのか、今回は弊社に寄せられるご相談から感じる、その辺の関係性についてご案内させて頂きと思います。

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