1年で総合費用を抑える。

イギリスポンドによる為替レートの不利こそありますが、全体的にはアメリカより安く修士号が取得できます。

イギリスの大学院は通常1年間(12 ヶ月)で終了しますので、期間が短い分留学全体にかかる費用が安く抑えられるためです。ただイギリスはポンドの為替レートによって留学に必要な費用が大きく変動し、前年と比べると50万円以上の差が出ることもあります。そのため、皆さんが留学する時期の為替レートを確認し、留学に必要な費用を算出することが重要となります。また、費用はロンドン市内と郊外では学費、滞在費共に大きく変わりますので注意が必要です。(今回は1 £=150円にて計算しています。)

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イギリス国立大学院費用

イギリスの国立大学院の総合費用(授業料、滞在費込)は最低年間300万円は見た方が無難でしょう。ロンドン近郊等では学費、滞在費共にさらに高くなります。特にロンドン大学等のロンドン市内にある大学院は学費だけでなく、滞在費が東京以上にかかることもあるので注意が必要です。通常寮は全て一人部屋で食事は付いていないので、共同キッチンで自炊しますが、大学によって様々な学生寮を整備していますので、どの寮に入寮するかによって大きく費用が変わってきます。またイギリスの学生寮は通常年間契約ですので、契約前にしっかりと契約内容をチェックする必要があります。

授業料(1年間)£ 12,000 - 28,000
滞在費(1年間 8,000 - 12,000
合計 20,000 - 40,000
円建て¥3,000,000 - ¥6,000,000

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イギリス大学院その他費用

イギリス大学院留学でその他にかかる費用としては、航空券、教科書代、海外保険、現地での食費やおこづかいを含めた雑費になります。イギリスの学生寮は学生自ら自炊ができるよう共同キッチン、冷蔵庫等が学生寮に完備されています。そういった設備を利用し、自炊等を行うことができれば雑費(食事代やおこづかい等)は格段に安く済むでしょう。

逆にイギリスの物価を考えると外食中心になると食費だけで1 ヶ月20万以上もかかってしまうことも珍しくありません。いずれにしてもその他費用に関しては非常に個人差が出るものなので、以下はあくまで参考程度とお考えください。

航空券 120,000 - 220,000
海外保険(1年間)¥100,000 - ¥150,000
教科書代(1年間) 150,000 - 200,000
雑費(1年間食費含む)¥ 600,000 - 1,200,000
合計¥970,000 - ¥1,770,000