輪島 涼太さん|Ryota WAJIMA

輪島 涼太さん|Ryota WAJIMA

合格スクールLondon Business School  
University of Cambridge 
University of Oxford
University of Toronto
留学先(国)イギリス・カナダ
専攻(メジャー)MBA
職業某グローバル医薬品関連企業

「現場での経験を活かし、より多くの人々に貢献できる経営の仕事へ挑戦したい」——そんな想いをきっかけに、海外MBA留学という大きな一歩を踏み出された輪島さん。グローバル医薬品関連企業で営業として活躍される傍ら、将来的にヘルスケア業界の事業戦略やマーケティングを担うべく準備を進め、見事ロンドン・ビジネス・スクール(LBS)をはじめ、ケンブリッジ大学やオックスフォード大学といった世界屈指の難関校から合格を勝ち取られました。多忙な仕事と受験勉強を両立させるための工夫や、複数合格の中からLBSを進学先に選んだ決め手、そして渡航を控えた現在の心境や今後の目標について、余すことなく語っていただきました。

Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?

Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?

最初のきっかけは、新卒として入社した1社目の会社で自分のメンターになっていただいた方が、London Business School(LBS)のMBAを卒業された方だったことです。

それが今から5年ほど前で、「MBA留学ってどんな世界なんだろう?」と興味を持ち、ざっくりとお話を伺ったのが最初の出会いでした。また、同じ会社にUniversity of CambridgeのMBAを卒業された方もいらっしゃって、コーヒーチャットでカジュアルにお話を聞かせていただく中で、海外MBAという存在が少しずつ自分の中で身近になっていきました。 

本格的に目指そうと決意した理由は、キャリアにおける自分の目標が明確になったからです。当時、私は営業として日々お客様と接点を持ち自社製品を提案する役割を担っていたのですが、営業活動を続ける中で「もっと大きなインパクトを与えられるポジションに就きたい」という思いが強くなりました。

具体的には、経営企画やマーケティングといった、単一のお客様だけでなく、より多くの患者さんや社会全体に医薬品を届けるような仕組みづくりに関わるポジションです。ただ、実際の現場では営業の経験だけでそうした事業戦略や経営の中核を担う部署にキャリアチェンジするのはハードルが高いと感じていました。

一社目の職場でも、そうしたポジションに就いている方の多くはMBAなどの大学院を出られた方々でした。そうした姿を見て「経営やマーケティングの体系的な知識を身につけ、MBAというバックグラウンドを得ることが、自分の目指すキャリアへの大きな後押しになる」と確信し、挑戦を決意しました。


Q2. 大学院留学に向け、いつ頃からどのようにご準備を進められましたか?

Q2. 大学院留学に向け、いつ頃からどのようにご準備を進められましたか?

社会人2年目の冬頃から「そろそろ独学で勉強を始めてみようか」とGMATの対策を始めてはみたものの、仕事も非常に忙しく、約1年程度取り組んでもなかなか思うような成果が出ず、半ば諦めかけていた時期もありました。

しかし、日々の業務を通じて自分の将来のキャリアを改めて考えた時、やはりMBAの取得がどうしても必要だという結論に至り、2年前の年末頃に留学コンサルティングさんにご相談させていただき、お世話になることにしました。 

私自身、アメリカの大学を卒業しているので、ある程度のイメージはありましたが、プロのサポートの必要性は強く感じていました。MBAと一言で言っても世界中に無数の学校があり、国やプログラムによって特徴も大きく異なります。仕事が多忙を極める中で、膨大な情報を自分1人でリサーチしてスケジュール管理まで行うのは限界があると感じました。

こちらのコンサルティング会社は、世界の大学院全てをサポート対象とされていて、特定のプログラムを勧められるといった事もなく、本当に私の希望や想いを聞いていただいた上で第3者の中立的な立場で助言やサポートをいただける点が良いと思いました。専攻も一時Economics関連も考えていたので、MBA専門ではないという点も私にとっては良かったです。

初回のご相談の後、プロに相談してアドバイスをもらう方が遥かに効率的だと判断し、サポートに申し込み、それから準備を一気に進めていきました。


Q3. 専攻や国、出願校はどのように選ばれましたか?

Q3. 専攻や国、出願校はどのように選ばれましたか?

専攻に関しては、将来的に経営企画やマーケティング、ヘルスケア・ライフサイエンス分野の事業戦略に関わりたいというゴールが明確にあったため、必然的にMBAになりました。 

出願校を選ぶ際の基準としては、「卒業後に得られるネットワークの広さ」と「自分の目指すキャリアに直結する進路を提供しているか」という点を重視しました。広く国を跨いでそれらの条件に沿うプログラムをご紹介頂き、当初は卒業後に現地で就職・就労できるビザの取得のしやすさも考慮して、カナダやオーストラリアなども視野に入れて検討していました。プログラムを吟味し最終的な出願校はイギリス、カナダ、アメリカの6校となりました。

本当にありがたいことに、今回当初より希望していた複数の出願校より合格を頂く事が出来、最終的にはCambridgeとLBSで非常に悩み、LBSへの進学を決めました。進学先としてLBSを選んだ決め手は、「費用や時間の投資としてのインパクトを考慮し、最も効果が期待できるのはどこか」「もし学費の差を度外視したとして、自分が一番学びたい、自分に最もフィットする学校はどこか」と考え抜いた結果です。

LBSは世界中から集まる優秀な学生との圧倒的なネットワーク、そしてロンドンというグローバルなビジネスの中心地で学べる環境が自分にとって最も魅力的であり、そこへ更に奨学金をオファー頂けた事も後押しとなり進学を決めました。


Q4. 留学ご準備の中で大変だった事や、印象に残っている事があったら教えて頂けますか?

Q4. 留学ご準備の中で大変だった事や、印象に残っている事があったら教えて頂けますか?

一番大変だったのは、間違いなくテスト対策(GMAT / GRE)でした。最初はGMATからスタートしたのですがなかなか点数が伸びず、途中でGREに切り替えました。仕事と両立しながらの受験勉強だったため、時間を捻出するのも一苦労で、特にQuantitativeは中学数学レベルまで戻って復習し直す必要があったため、かなり苦戦しました。 テスト対策で意識したのは、ハード面では「間違えた問題を放置せず、なぜその答えになるのかを自分の言葉で論理的に説明・アウトプットできるように繰り返すこと」。ソフト面では「毎日決まった時間に勉強するルーティン化」です。

自宅だと誘惑が多いので、家に近い自習室を契約し、毎朝・毎晩無理やりにでもそこに足を運んで勉強する環境を作りました。家事などで協力し、支えてくれた妻には本当に感謝しています。 

エッセイやインタビュー(面接)の準備においては、コンサルタントさんのサポートが非常に大きな力になりました。面接対策ではネイティブの先生に模擬面接をしていただいたのですが、実際の面接以上に厳しめの質問や、質問の真の意図、つまりなぜこの質問をこのタイミングで投げているのか、について深掘りしていただいたおかげで、自分の考えを整理し本質的な回答を作る訓練になりました。

本番では「ハリーポッターの魔法の杖を持っていたら、今の会社のどの部分をなぜ変えたいか?」「最近読んだ本とそこから得た気づきは?」といった突発的でユニークな質問も飛び出しましたが、事前のアドバイスのおかげで焦らず自分の意見を論理的に答えることができました。


Q5. 色々な経過を経て間もなく渡航予定と伺っております。今のお気持ちをお聞かせいただけますか?

Q5. 色々な経過を経て間もなく渡航予定と伺っております。今のお気持ちをお聞かせいただけますか?

渡航まで1か月を切り、今の率直な気持ちとしては緊張と楽しみが半々、といったところです。

行ったことのない国で一から生活をスタートすることへの緊張感や授業についていけるかという不安もありますが、同時にこれから始まる新しい挑戦へのワクワク感も非常に大きいです。 

留学中の抱負としては、単にキャリアや勉強だけにフォーカスするのではなく、人とのコミュニケーションやネットワーク構築を大切にしたいと考えています。AIが発展してきた現代において、知識を得るだけであれば一人でもできるようになってきていますが、異なるバックグラウンドを持つ多国籍な仲間とディスカッションしたり、様々な活動を通じてリアルに人間関係を構築することこそが、留学の最大の醍醐味だと思っています。ゴルフクラブへの参加や日本の文化や魅力を現地で発信することにも挑戦したいですね。 

卒業後は、ヘルスケア・製薬業界において、経営企画やマーケティング、コンサルといった立場で大きなインパクトを残せる人材を目指します。学びや人との出会いを通じて自分の視野がどう変化していくのかも、今からとても楽しみにしています。


Q6. 色々なお話、ありがとうございます。最後に現在大学院留学を目指されていらっしゃる皆様へアドバイスやメッセージなどございましたらお願いたします。

Q6. 色々なお話、ありがとうございます。最後に現在大学院留学を目指されていらっしゃる皆様へアドバイスやメッセージなどございましたらお願いたします。

私から一番お伝えしたいアドバイスは、「なるべく早くプロや専門家、先輩に相談すること」です。私自身、MBAを思い立ってから合格までに長い歳月がかかりました。その間、1人だけで何とかしようと試行錯誤していた時期もありましたが、振り返ってみると決して効率的ではなかったと感じています。

特に多忙な社会人の方であればなおさら、自分1人で抱え込んで独学で進めるよりも、早い段階でプロのコンサルタントに相談し、適切な戦略やタイムラインを提示してもらう方が、結果として無駄な時間やコストを削減でき、早く目標にたどり着くことができます。

独学で結果が出ないと「自分には無理なんじゃないか」と孤独感や不安に襲われることもありますが、専門家の伴走や同じ志を持つ受験仲間とのつながりがあれば、モチベーションを維持して前に進むことができます。ぜひ1人で悩まず、早めに一歩を踏み出して周囲の力を頼ってみてください。