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分野別の海外大学院専攻紹介

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国際開発学:International Development

開発学は現在海外大学院留学生に非常に人気の高いコースですが、どういったことを学ぶのか、という点は意外と知られていません。

開発学で学ぶ内容は現在発展途上にある国家に対してその貧困問題の解消法やその根本的な理由を研究し、さらに国家間で行われる開発援助に関わる政策について研究する学問です。

貧困の原因となる問題を社会の中から見つけ出し、解消しようとする社会学的アプローチに基づいた学問です。その研究対象は幅広く、人権問題や性別、宗教、文化、歴史、環境、衛生と多岐に渡ります。開発学というと開発経済学を思い浮かべる方が多いですが、通常、研究対象は経済的アプローチは含まれず、あくまで人間に焦点を当てた研究になります。

また、より開発援助政策にフォーカスしたコースもあり、その場合はその政策を含む開発戦略が社会をどのように変化させることができたか、ということを研究する学問になります。

もちろん経済学的アプローチを中心に開発学を学ぶことができるコースもあります。その場合は貧困を解消するために具体的な経済指標上の数値・統計を基にして研究を行います。

また開発経済学以外にも、開発戦略の一環として各種建物・下水道・公共施設・等のインフラの整備をテーマとする工学的アプローチも存在します。その他教育開発、衛生開発、環境開発等、開発学といっても研究アプローチは様々なので、進学先を決める前に自分の研究テーマを熟考する必要があります。

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