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アメリカ大学院留学
基礎から学べる実践的プログラムがアメリカ大学院の特徴です。アメリカの大学院の特徴は、一年目に基礎的な科目をとり、二年目に専門科目をより細かく決めて選択科目を履修することにあります。また、カリキュラムの特徴としてはとても実践的なクラスが多く、インターンシップが必修科目に含まれていたり、卒業後にプラクティカムトレーニング期間といって一年間有給で働くことができます。

アメリカ大学院留学年間スケジュール
【アメリカ大学院のスケジュール】
アメリカはセメスター制の学校がほとんどなので、入学時期は通常9月と1月になります。正規の入学時期は9月になりますので、コースによっては9月入学を受け入れてない学校はありませんが、1月入学はできない学校もありますので注意が必要です。

特に心理学系や公衆衛生学といった専門性の強い比較的少人数のコースは1月入学を受け入れていないことが多いのが特徴です。また卒業までの期間は通常2年間かかると言われていますが、下記の通り24ヶ月学ぶわけではなく、夏季休暇を除くと実際に勉強している期間は18〜19ヶ月程度になります。Summer Schoolでは、入学前に必要なPre-Requisitesと呼ばれるコースを履修したり、企業研修(インターンシップ)を行ったりすることもあります。もちろん夏休みとして過ごすこともできますが、留学生は通常Summer Schoolの期間も授業を履修しています。

【一年目】
秋学期(Fall Semester) 冬学期(Winter Semester) 夏学期(Summer Vacation)
9月(入学)〜12月 1月〜5月 6月〜8月
基礎科目 基礎科目 夏休み、サマースクール、インターン

【二年目】
秋学期(Fall Semester) 冬学期(Winter Semester) 卒業式(OPT期間スタート)
9月(入学)〜12月 1月〜5月(卒業) 6月〜
専門科目 専門科目もしくは修士論文作成 卒業式、OPT期間開始

【アメリカ(カナダ)大学院は単位制を採用】
アメリカは日本と同じように単位制という教育制度を採用しています。あらかじめそれぞれのコースに卒業単位数が決まっていて、その履修クラスがその単位数に満たした時点で卒業となり修士号が授与されます。日本の大学も単位制をとりいれていますので、馴染みのある方もいると思いますが、ここでは少し単位制について詳しく考えてみたいと思います。

通常単位とは一週間の授業時間のことを指します。例えば3単位のクラスは週に3時間の授業が行われることになります。通常アメリカで1学期に履修する単位数は12単位程度になりますので、アメリカの大学院生になると週に12時間クラスで勉強することになります。またアメリカで二年間大学院に通うと、2年間で4学期通うことになりますので、12単位×4学期で48単位を2年間で履修することになります。そのため、2年間で履修できる平均単位数は48単位を目安にされるといいと思います。もちろん48単位を3学期で終了ささせることもできますので、その場合は3学期で卒業できることになります。また48単位を6学期で終了することもできます。卒業単位数が48単位程度だとそれほど無理せず卒業できますが、卒業単位数が50~60単位以上になると2年間での卒業は難しいかもしれません。またアメリカでは留学生が1学期に履修しなければいけない最低単位数が決まっています(9単位)ので、9単位より少ない単位数ですと留学生としてのステータスを剥奪され、学生ビザが破棄される場合もありますので注意が必要です。

以上のように考えると、アメリカの大学院の卒業までの期間は、単位数と皆さんが履修するクラスの数に依存することが分かると思います。また修士論文に関してですが、通常日本の大学院ですと修士論文が認められた時点で修士号が授与される形になると思いますが、アメリカの大学院は修士論文を課さないコースがほとんどです。あくまで指定された卒業単位数のクラスを履修した時点で修士号が授与されることになります。そのため、アメリカの大学院は日本の大学院のように研究室に入るようなことはなく、あくまで履修したクラスに出席し、課題をこなし単位をもらいます。クラスも少人数制から70名を超えるクラスを様々ですが、いずれにしてもクラスを履修する形態になりますので、日本の大学4年時の延長という感じになります。 また、もし他学部であっても興味のあるクラスがあれば履修することができます。その場合卒業単位数として換算されないので卒業のためには余計なクラスとなってしまいますが、他学部で興味のあるクラスがあれば履修することも可能なのがアメリカの大学院の特徴です。
 
実践的なアメリカ大学院
アメリカの大学院は条件付合格がなく、難易度が高い大学院として知られています。同時にアメリカの大学院は非常に実践的カリキュラムを提供していることでも知られています。もちろん難易度が高いにはそれなりの理由があります。まず、アメリカの大学院は英語圏五カ国の中で依然として一番人気の  国であること。そして ケーススタディやインターンシップといった非常に実践的なカリキュラムを提供しているため、英語力のない、特にコミニケーション能力のない学生は授業についていくことができません。ビジネスであれば実際に過去に行った事例を出し討論や論表をさせ、学生も仕事帰りに授業に出席するといったことも珍しくなく、実際に社会で起きていることに重点を当てた授業を展開します。教授も研究職の人間ばかりだけではなく実際に社会の第一線で活躍しているようなビジネスマンが教壇に立つこともしばしはです。授業もペーパーベースのテストばかりではなく、プレゼンテーションやディスカッション、ディベートといったコミニケーション能力もとても重要視します。また、卒業後のプラクティカムトレーニング期間も見越してインターンシップを行えば、インターンシップ先に卒業後に就職なんてことも珍しくありません。このように、入学後の実践的なカリキュラムを見越して、アメリカの大学院は入学の難易度を上げているのです。
条件付合格のないアメリカの大学院
アメリカの大学院には、条件付合格を提供している学校はほとんどありません。そのため、出願時に大学院が要求する英語力も持っていなければなりません。出願締め切りは通常入学の9ヶ月ほど前になりますので、実際は入学9ヶ月前の英語力で出願校を選ばなければなりません。GREやGMATの点数も同様で、出願時に全ての書類を集めて提出しなければなりません。ただ、全ての学校で条件付合格がを出してないという訳ではなく、一部の学校では条件付合格を提供していますし、職歴や大学時代の経験などをエッセイ等でアピールし、学校と交渉すれば条件付合格を出してくれる可能性もあります。どうしても英語力が足りない場合は、条件付合格のもらえる大学院を探すか、効果的な自己PRが必要になります。
アメリカの大学院を卒業すると、一年間のオプショナルプラクティカムトレーニング(OPT)期間というものが与えれ、一年間有給で働くことができます。これはオセアニアやカナダで実施されているワーキングホリデイとは大きく異なり、大学の就職課(キャリアオフィス)などを利用し、全面的に就職活動ができます。ただ、もちろん就労許可が降りるだけで、就職先まで保証してくれるわけではないので、実際に働く先は自分で見つけなければなりません。現地の人材派遣サービス機関や、大学の就職課などを利用し、自分の力で雇ってくれる企業を見つけるのです。その際重要なのがインターンシップの経験です。在学中に夏休み等を利用しインターンシップを経験しておけば、その企業、またはその経験が就職活動に大きく影響してくるでしょう。OPTで一年間の職歴を持って日本に帰れば、日本での就職活動も断然有利になります。 

 
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