
水上 雅弓さん|Mayumi MINAKAMI
水上 雅弓さん|Mayumi MINAKAMI
合格スクール | Loughborough University |
留学先(国) | イギリス |
専攻(メジャー) | Design Innovation Management |
職業 | 某リーガルテック企業 |
大学院でデザイン思考を学ぶことを決意し、法律の世界から新たなキャリアへと舵を切った水上さん。今回は、タイトなスケジュールの中、お仕事と留学準備を両立させ、見事イギリスのロンドンオリンピック跡地にキャンパスを有するLoughborough Universityの合格を掴まれました。その道のりから、キャリアの再構築、そして今後の抱負まで、貴重なお話をお伺いする事が出来ました。
Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?
Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?
はい、私はもともと中学や高校生の時から英語の授業が好きで、英語を勉強したいと思っていました。ただ、将来は弁護士などの法律家になりたいという大きな夢があったため、大学は英文学科ではなく法学部へ進学しました。学部で英語を学ぶことができなくても、将来弁護士として国際案件など、英語を使った国際的な仕事に携われると考えていたので、いったん英語や留学への希望は置いておいたんです。
法学部での勉強を経てロースクールに進みましたが、司法試験に合格できなかったため、リーガルテック企業へ就職しました。その企業がスタートアップだったこともあり、私は幸運なことに顧客サポートや開発チームへのフィードバック、マーケティングや営業など、役員秘書に近い様々な仕事を経験することが出来たんです。そうした仕事をする中で、様々な壁にぶつかることもありました。
そんな時、自分で調べているうちに「デザイン思考」という学問領域があることを知り、とても興味を惹かれました。この分野を勉強することで、新しいキャリアにつながるのではないか、これこそが自分のやりたいことなのではないかという思いが強くなり、この分野を本格的に学びたいと思うようになりました。
最近では日本でも「デザイン思考」という考え方が広まっていますが、まだ「デザイン」というと美術やアートの分野を連想する方が多いと思います。しっかり学ぶのであれば海外の方が良いと考え、もともと持っていた留学への思いをこの機会に挑戦してみようと思ったのがきっかけです。
Q2. 大学院留学に向け、いつ頃からどのようにご準備を進められましたか?
Q2. 大学院留学に向け、いつ頃からどのようにご準備を進められましたか?

最初はインターネットで情報収集をして、「デザイン思考」について日本人の方が書いた本を読んで勉強したり、留学スタイルや留学先としてどの様な選択肢があるのか調べました。
既に日本でロースクールまで行っていたので、留学先としてはより専門的に学ぶ事が出来る専門学校か大学院を考えていました。大学院留学についてこちらの会社のようにサポートを行っている会社を調べてHPで必要な書類や英語力について調べ、具体的に大学院留学コンサルティングさんへご相談したのが9月位だったと思います。時期的に翌年の進学にはもう遅いかなとは思っていたのですが、担当コンサルタントの方から「こういったスケジュールで進められれば間に合う可能性がありますよ」とご提案頂き、間に合う可能性があるのであれば挑戦してみたいと、サポートをお願いし、進めることにしました。
希望をお伝えし、出願候補になりそうなコースをリサーチ頂き、出願校の検討を進め、並行してIELTSの対策を進めました。IELTSについては聞いたことがある程度で、実際に問題を解いて対策をするのは初めてで、英語からしばらく離れていたので10月から英語脳を取り戻すための勉強を始め、本番試験を受験したのは1月末でした。出願校については11~12月に決定し、年末に履歴書やエッセイを進めました。最終的に3校出願しましたが、1校目の出願を完了したのが2月だったと思います。

Q3. 専攻や国、出願校はどのように選ばれましたか?
Q3. 専攻や国、出願校はどのように選ばれましたか?
専攻としては、デザイン思考が学べるところを希望していました。座学だけでなく実践的なスキルを習得でき、できれば現地の企業とコラボレーションできるようなコースをご紹介いただいた中でも特に重点的に見ていきました。
国としてはヨーロッパ(特にイギリス)を希望していたので、それらの地域を中心にご紹介いただきました。ご相談する中で、オーストラリアも出願時期をずらせること、そして興味を持てるコースがあったことから、オーストラリアも数校視野に入れ、出願校を絞り込んでいきました。
Q4. 留学ご準備の中で大変だった事や逆に得られた事など、印象に残っている事があったら教えて頂けますか?
Q4. 留学ご準備の中で大変だった事や逆に得られた事など、印象に残っている事があったら教えて頂けますか?
やはり時間がタイトだったことが一番大変でした。周りに大学院留学を経験している方もいなかったので、担当コンサルタントの方や添削サポートをいただけなければ、到底実現できなかったと思います。サポートをいただいてもギリギリでしたが(笑)。
もちろん、進学を1年遅らせてしっかり準備するという選択肢もありましたが、私はロースクール期間があったこともあり年齢的なことが気になっていました。また、これからのキャリアを考えた時に1年とはいえキャリアを中断することになるので、このタイミングで進むことを決意しました。そのため、タイトなスケジュールの中で英語や書類、全てを間に合わせなければならない状況が厳しく、一番大変でした。
得られたこととしては、この留学準備を通じて履歴書を書きながら、これまでの経験やキャリアを改めて振り返ることができた点です。また、コース内容を確認したりエッセイを書いたりすることで、自分が本当に何を考え、何をやりたいのかを再認識できたことも、本当に良かったと思っています。
Q5. 渡航を控え、今のお気持ちや留学中/ 後の抱負をお聞かせ頂けますか?
Q5. 渡航を控え、今のお気持ちや留学中/ 後の抱負をお聞かせ頂けますか?
不安とワクワクが半々といったところですね。
正直なところ、まだ年齢的な不安が完全に払拭できたわけではありませんし、「これでよかったのだろうか」と思うこともあります。ただ、後で「やっておけばよかった」と後悔するよりも、挑戦して後悔する方がましだと考えているので、前向きに進んでいきたいです。
今回進学するLoughborough UniversityのDesign Innovation Managementには、新卒の方から様々な業界経験を持つ社会人まで、幅広い学生が入学すると聞いています。そうした多様な経験や考え方を持つクラスメイトと、どんな学びが得られるのか今からとてもワクワクしています。
実は、当初はLoughborough Universityが第一志望ではなかったのですが、合格してからのサポート体制が本当に充実していて、安心感があるんです。問い合わせには丁寧に対応してくださいますし、準備期間には自由参加のセミナーを開講してくださったり、教授と一対一で面談する機会をいただいたりもしました。事前に学生満足度が高いという情報は見ていましたが、進学する立場になった今、それを本当に実感していて、この大学に進学することになって本当によかったとご縁を感じています。
カリキュラムは、デザイン思考とビジネス、戦略的マネジメントを組み合わせ、様々な社会課題に対して、どのように新しいサービス開発やデザイン戦略を推進できるのかを学べるものです。新たな考え方や取り組みを知り、自分の世界を広げていきたいと思っています。
出願後に知ったのですが、Loughborough UniversityのロンドンキャンパスはHere Eastというイノベーションやテクノロジー、クリエイティブ産業の中心地に隣接していて、活発なコラボレーションが行われているそうです。それもとても楽しみです。
リーガルテック企業で働いていた時にぶつかった壁や問題も、新たな視点を学べば「こうすればよかったのか」と解決策が見つかるかもしれません。これからどのようなキャリアを目指すかはまだ明確なプランがなく未知数ですが、勉強する中で模索しながら、学んだことを活かせるキャリアを築きたいと考えています。
Q6. 色々なお話、ありがとうございます。最後に現在大学院留学を目指されていらっしゃる皆様へアドバイスやメッセージなどございましたらお願いたします。
Q6. 色々なお話、ありがとうございます。最後に現在大学院留学を目指されていらっしゃる皆様へアドバイスやメッセージなどございましたらお願いたします。
そうですね、私がやっぱり留学したいと思っていた半面で壁になっていた大きな要素として年齢がありました。以前よりはそういった壁はなくなってきていると思いますが、実際に年齢制限によりワーキングホリデーなども利用できませんし、やはり留学は若い世代の特権だと思ってしまっていた時期もありました。
それに加えて、仕事もスタートアップ企業なので忙しく、早朝から深夜まで及ぶことも多く、それを理由に留学準備なんて無理だと諦めかけていたこともあります。
でも、最近では社会人でも学びなおそうという方も増えていると思いますし、挑戦するかしないかは自分次第です。忙しい日々に流されたまま、その方向にしか行けないと思わずに、一歩違う方向に足を出してみるということがとても大事なんだなと思いました。
それはネットで情報収集をしてみるだけでも良いと思いますし、こういった機関に相談してみるとか、なんでも良いと思います。私も一歩踏み出し、あの日、担当コンサルタントの方と出会い、一歩の後押しをしていただいたおかげで今があります。その一歩で本当に違う世界に行けるんだなと実感しているので、ぜひそれを皆さんにもお伝えしたいです。