国立大学という贅沢を、最小限のコストで。
ドイツ留学の最大の障壁はかつて「言語」でしたが、現在は他の欧州同様に国内のトップスクールも英語で履修できるコースを多数開講しています。そのため、現在は「円安と各大学制度の変化」による費用の振れ幅を正しく把握することが重要です。
かつて無料だった大学が有料化を進めたこともあり、年間で約200万円〜650万円と選択する大学や都市によって大きな差が生まれます。同じ大学でもコースによって無料や有料ケースがあったり、私立の場合は大きく跳ね上がることもあります。また、ドイツでの学生ビザ申請には、生活費を保証するための「閉鎖口座」への送金が義務付けられています。2024年以降、求められる金額も上昇傾向にあるため、日本円での準備金は余裕を持って見積もっておく必要があります。

01
ドイツ大学院留学費用
ドイツの大学院のほとんどは公立(州立)大学になり、公立大学は各州からの助成金で賄っていますので(留学生も含め)授業料が無料、または1学期あたり€1,500と、他国と比較し大幅に学費が抑えられるというのが最大の特徴です。
一部の私立大学院やビジネススクールでは授業料がかかりますが、ここでは主要な大学である公立大学院の費用を解説しています。
| 授業料(1年間) | 0~12,000€ |
| 滞在費(1年間食費込) | 11,000~24,000 € |
| 合計 | € 10,000 - 18,000 |
| 円建て | 11,000~36,000 € (約200~650万円 ※€=180円で換算) |
02
国立の「無料」と州による「有料化」
ドイツの国立大学は長らく学費無料(事務手数料のみ)を貫いてきましたが、近年は州や大学ごとに方針が分かれています。多くの州の国立大学が無料〜低額(0〜数千ユーロ)なのに対して、バーデン=ヴュルテンベルク州の大学や、ミュンヘン工科大学(TUM)の一部修士課程などは、有料(12,000ユーロ〜)と年間で最大12,000ユーロ(約216万円)程度の差が出るため、志望校の最新の料金体系チェックは不可欠です。
03
都市選びが家計を直撃
これはドイツに限ったことではないですが、学校生活における生活費は選ぶ都市によって大きくことなります。
一般的な生活費(住居費・食費・保険等)は年間で11,000〜24,000ユーロ(約198万〜432万円)が目安ですが、大都市(ミュンヘン、ベルリン等)では深刻な住宅不足により家賃が高騰しており、月20万円〜30万円以上の予算が必要になるケースも珍しくありません。費用を気にされる方は地方都市(ライプツィヒ、ドレスデン等)を選び学生寮や物価の安さを活かせば、月15万円程度に抑えることも可能です。
こういった事情はイギリス、オランダなどでも顕著で、費用を抑えながら大都市での生活を希望されている方は、北米の方が(滞在方法の)選択肢が多いためご検討される方もいらっしゃいますが、北米は都市部の大学の授業料が高いため、生活費を抑えても総合的な費用はやはりドイツなどの欧州の方が抑えら得るのが一般的です。
04
【特別ウェブセミナー】
ヨーロッパの大学院の費用
こちらのセミナーでは、昨今世界大学ランキングで上位に数多くの学校を輩出している、オランダ、ドイツ、スイス、フランスなど欧州への大学院留学にかかる費用を体系的に解説しています。
Last updated: 17 March 2026
