世界が認めるエリートへの最短距離。
フランス大学院
エリート教育と多様性が交差する、欧州屈指の学び場
フランスの修士課程(Master)は、世界ランキング上位常連のビジネススクールが集まる「グランゼコール」と、長い歴史を持ち学費が抑えられる「国立大学」の二枚看板で構成されています。英語のみで学位取得が可能なプログラムが急速に増えており、インターンシップが組み込まれた実務的なカリキュラムは、卒業後のグローバルキャリアに直結します。エリートネットワークを築くか、国立で専門性を深めるか。希望に合わせた最適な道が見つかるのがフランス留学の醍醐味です。

01
グランゼコール (Grande École)の存在
フランスの高等教育には、一般的な国立大学とは別にグランゼコール (Grande École)というフランス独自のエリート養成機関があります。特に商科系グランゼコールのHEC Paris, ESSEC, ESCP などが世界的に評価の高いビジネススクールとして広く知られています。
また工学系グランゼコールとしてはÉcole Polytechnique、行政系グランゼコールとしてSciences Poなども世界的に認知度の高いグランゼコールです。
02
学費が抑えられる一般国立大学
商科系グランゼコールは私立のビジネススクールが多く、また国立(公立)グランゼコールも少人数制で私立のビジネススクールに近い教育環境を提供している為、その運営コストが学費に反映され学費が高額になり易い傾向にあります。
一方で、一般の国立大学では一律の学費(EU圏外の留学生は年間3,900ユーロ程度)が適応されるケースもあり、学費が抑えられる傾向にあります。ただし、近年フランスでは大学の国際競争力を強化するために国立大学やグランゼコールを合併・再編する大規模な改革が行われており、国立大学とされている大学であっても実質的にはグランゼコールを含む「国立大学連合」となっているケースが見られます(Université Paris-Saclayなど)。
その為、学費の設定や出願プロセスについては出願を希望するプログラム(開校している学部)に依存致しますので注意が必要です。なお、“フランスでビジネスを学びたいが学費を抑えたい”という場合は、国立大学に併設されている IAE (Instituts d'Administration des Entreprises)より開校されているプログラムが国立大学の学費設定で履修できるケースが多いため有力な選択肢となります。
この場合(一般国立大学全般の傾向として)、英語に加えフランス語の能力が求められる事もありますので、可能な場合はフランス語を習得しておくと選択肢が広がります。
03
M1+M2の2年制カリキュラム
フランスの修士課程(Master)は2年制で、M1とM2課程で構成されています。
グランゼコールや英語のみで履修が可能なプログラムである場合は、両課程が一括で2年制プログラム(または15monthsなどの場合もあります)として開校されていることが一般的です。一方で国立大学ではM1とM2が明確に分かれており、まずはM1課程に入学し、2年目のM2でより専門分野についてどういった分野を学ぶのか、また実務的なコースを選ぶのか研究主体のコースを選ぶのかなどについて進級先を選択するケースもあります。
この場合、1年目は英語で履修可能なコースへ入学し、2年目は1年目に培ったフランス語能力を踏まえフランス語と英語能力が必要なコースが選択できる可能性もあります。
いずれの場合でもフランスのMasterコースでは、履修期間の中でインターンシップやプロジェクトなど実務に即したカリキュラムが含まれているケースが多く見られます。
04
独自のシステム(Etudes en France)を通じた出願プロセス
フランスの大学院を含む高等教育機関へ出願する際や、長期学生をビザ申請する際、「Etudes en France」加盟国の出願者はEtudes en Franceのオンラインシステムを介して出願が求められる事があります。
主に国立大学より開校されているプログラムに関しては「Etudes en France」を介して出願が求められるケースが多く、私立のBusiness Schoolやグランゼコールへ出願する際、また国立大学であってもInternational Programとして開校されているプログラムへ出願する際には大学独自のオンライン出願システムへ直接申請が求められるケースが一般的です。
また、「Etudes en France」への出願に加えて大学独自のオンライン出願システムへ申請する事が2重で求められる事もありますので、出願希望のプログラムがどのような出願プロセスを設定しているのか注意深く確認する必要があります。
「Etudes en France」より申請が可能なプログラムへ複数出願される場合、一括出願により出願の負担が軽減できますが、通常の締切りよりもEtudes en Franceの申請締切りの方が早く到来するといった事もありますし、後から出願校を追加する事が通常難しいため、早めの確認が必要になります(一括最大7校まで申請可能)。
04
【特別ウェブセミナー】
ヨーロッパの大学院の費用
こちらのセミナーでは、昨今世界大学ランキングで上位に数多くの学校を輩出している、オランダ、ドイツ、スイス、フランスなど欧州への大学院留学にかかる費用を体系的に解説しています。
Last updated: 17 March 2026
