National University of Singapore

National University of Singapore
シンガポール国立大学

シンガポール国立大学は、1905年設立のシンガポールで最も古い大学です。その歴史は古く、マレーシア初の大学であるマラヤ大学シンガポール校、その後シンガポール大学を経て、南洋大学を吸収合併し、1980年に現在の名称であるシンガポール国立大学となりました。現在では15を超える様々な学部や、多くの研究機関を持つアジアで最も有名な総合大学の一校として地位を築きました。

その特徴は、まずなんといってもグローバルな環境です。常に100カ国以上からの留学生が在籍し、英語を中心とした多言語環境で学ぶことができます。また豊富な研究資金による世界トップレベルの研究機関と産学連携プロジェクトを積極的に進めていることでも知られています。

大学院で現在特に有名な学部として、まずNUS Graduate School for Integrative Sciences and Engineeringが挙げられます。ここではエネルギー科学技術、環境科学、そしてナノテクノロジーなど、最先端の工学研究が進められています。公共政策学を専門に扱うNUS Lee Kuan Yew School of Public Policyも有名で、世界中から公共サービスに関わる人材が学びに来ています。最後に、金融や会計、そして経営学などビジネスを専門に学ぶことができる、NUS Business Schoolも非常に有名です。大学院の学費は通常約SGD 30,000 - SGD 50,000約250万円 - 約500万円となります。

大学のキャンパスは、シンガポールの中心部に位置していますが、広大な敷地を有していますので、キャンパス内には、図書館、研究施設、学生寮、スポーツ施設、芸術施設など、学生生活に必要な施設がすべて揃っています。また、シンガポールは、世界で最も治安のよい国の１つとして知られ、学生はキャンパス内外を含め安全に過ごすことができます。