The University of Queensland

The University of Queensland
クイーンズランド大学

クイーンズランド大学は、オーストラリアで5番目に古い大学で、1909年に設立されました。19世紀後半、クイーンズランド州には高等教育機関が一校もありませんでした。その状況に危機感を抱いた当時の政治家やビジネスリーダーたちが、クイーンズランド州の経済・社会の発展のために大学が必要であると主張したことで設立された、街の声から生まれた大学と言えます。

そういった背景から、実社会の発展に直結する4つの学部からスタートしました。人文学部、理学部、医学部、そして工学部です。設立後最初のクラスは、1910年にブリスベン中心部の仮設校舎で行われたと言われています。その学生が増えることで施設の規模も大きくなり、1911年に現在のキャンパスであるセントルシアに移転しました。そして2000年代には、生物科学部、地球科学部が、2010年代には持続可能な開発学部、先進技術学部が設立、このように常に社会で必要となる学問を生み出しています。現在では100以上の研究センターを有するオーストラリアを代表する研究大学の一つになりました。

現在クイーンズランド大学大学院で特に人気のコースは、Master of Business Administration (MBA) 、Master of International Business (MIB) Master of Engineering (MEng)、Master of Information Technology (MIT)、 Master of Education (MEd)、Master of Teaching (MTeach)、Doctor of Education (EdD)などです。なお、留学生の学費は、年間約AUD 36,448（約270万円）です。オーストラリアの他の大学院よりは高額ですが、グループエイトの中では比較的安価と言われています。

クイーンズランド大学のメインキャンパスであるセントルシアキャンパスは、ブリスベン中心部から車で約7kmのところにあり、緑豊かな広大な広大なキャンパスです。ブリスベンは、温暖な気候で、ゴールドコーストなど世界屈指の観光地も近く、美しい自然と活気のある都市文化両方が楽しめる街です。生活費は月額約15万円～20万円です。