中村博子さん|Hiroko NAKAMURA

中村博子さん|Hiroko NAKAMURA

合格スクールThe University of Sussex
University of East Anglia
University of Leeds
留学先(国)イギリス
専攻(メジャー)Development Studies
職業日本ユニセフ(UNICEFF)協会

今回インタビューにご協力頂きました中村さんは、現在ユニセフ協会で働いていらっしゃいます。そんな中村さんが今回「開発学」という学位であえてもう一度勉強しようと思ったきっかけとはどのようなものだったのでしょうか?

Q1. 現在日本の大学院に在学中でいらっしゃると伺っておりますが、今回大学院留学をされる事に至った経緯をお伺い出来ますか?

Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?

そうですね、、、実は私、高校生位の時からずっと長期留学をしたいと思っていました。

ただやっぱり親の反対があったり、あとは就職の時期には“まずは就職をしてから、、”とか、いざ本格的に検討しようとしても“じゃあ何がしたいのか、、”とか、結局そこまで覚悟もなくずっと来てしまったんですね。

でもやっぱり今の仕事を始めてから留学に対する気持ちも強くなって、後は年齢的にも今が最後のチャンスかな、、なんて思ったりして(笑)、動き始めたというのがきっかけです。


Q2. 大学院留学に向け、いつ頃からどのようにご準備を進められましたか?

Q2. 大学院留学に向け、いつ頃からどのようにご準備を進められましたか?

具体的に考え始めたのは、一昨年の9月位からですね、、それからサポート会社さんを探し始めたり英語の教材を買ってみたり少しずつ準備を始めました。色々インターネットで探して大学院留学のサポートをしている所をいくつか絞り込んで3~4社ご相談に伺いました。

その中で感じの良いところも厳しい所もありました。

“あなたの経歴だと難しいですよ”とか“トップ校に行かないと意味ないよ”とか言われてしまって、ショックを受けてトボトボ帰ってきた事もありました(笑)。

その後に大学院留学コンサルティングさんのホームページを拝見し、優しそうな雰囲気と個室で落ち着いてお話できるというのを見て良さそうだなと思い、1月早々にこちらに伺ったんです。そうしたらカウンセラーさんが割とフランクな感じで明るくお話をしてくださって、お話していて“こちらだったら楽しく準備を進められそう”と思ったのでサポートをお願いすることにしました。

来る前は表参道という事で立地的に遠いのがどうかな、と思ったんですが、距離よりもやっぱりサポートしてもらいたいと思うところにお願いする事の方が重要だと思ったのでそんなに気になりませんでした。

総合的にサポート頂けるという事で、留学に関して色々ご相談できるという点も魅力でした。


Q3. 専攻や留学先(国)、出願校はどういった基準で選ばれましたか?

Q3. 専攻や留学先(国)、出願校はどういった基準で選ばれましたか?

元々、小さい時に両親の転勤でタイに滞在していたことがあったんですが、その時のクラスメートのお父さんが国連で働いているというのを聞いたりする機会もあったのでなんとなく国連とか国際協力とかそういったものへのあこがれは持っていたんですよね。

それに沢山の職業がある中で、誰かの為になっているという事が明確に分かる仕事にやり甲斐を感じるタイプなので、前職は広告代理店の営業職だったんですがやはり国際協力に直結することがしたいと思い、ユニセフに転職しました。

ただユニセフで働いているといっても実際には事務的な仕事内容だったので専攻に関してはゼロからのスタートという感じで(笑)、全く初めから教えて頂いたという感じでした。

まずは色々お話する中で国際協力につながるという事で、国際関係とか国際開発を紹介して頂いて、その中でも細分化されている専攻という事で環境開発とかGenderとかいろいろ見せて頂きましたね。

最終的には、その中でもやっぱりまずは広く入門的な感じで開発学に関して学べる専攻が良いという事でDevelopment Studiesという学位に決めました。

国についても最初はアメリカかカナダで考えていたので、イギリスは全く考えていなかったんですよ。天気が悪いと聞いていたので、きっと晴れが大好きな私がそんな天気が悪いところに行ったら気分が滅入ってしまうんだろうなぁ、、なんて思っていたので(笑)。

でも色々お話を伺ううちに、専攻的にイギリスに良い学校があるとか、GREがないとか一年でマスターが取れるとか、地域によっては比較的過ごしやすい天候の地域もあることが分かったし、質の高い教育を受けられる学校に入れるチャンスもある、、なんて事もあってイギリスもいいかなぁ、なんて考えるようになりました。

それから色んな国の学校を見ていく中で、最終的には担当カウンセラーさんの“中村さんは、イギリスでも大丈夫だと思いますよ”の一言で大丈夫な気がしてきて(笑)、最終的にイギリスの学校に出願することに決めました。


Q4. 留学ご準備を振り返って頂いて、特に大変だった事はありましたか?

Q4. 留学ご準備を振り返って頂いて、特に大変だった事はありましたか?

やっぱり英語がなかなか出ずに大変でした、、。

最初は単語を覚える所から始めたんですが、それが去年の4月位の事でした。

それから仕事をしながらだったので、あまりまとまった時間が取れなくてなかなかスコアが上がらず、、という感じだったんですよね。年明けになってもスコアが伸びなかったのにショックを受けてこちらのマンツーマン講座を受講する事に決めました。

苦手なセクションを補強しようという事でスピーキングとリスニングを重点的に教えて頂いたので、そこは確実に伸びましたね。スピーキングセクションは初めて6.0を取得する事が出来ました。明るい先生だったので授業もすごく楽しく毎回あっという間に終わってしまうという感じでした。

英語以外についても、一つ一つの準備が重く感じましたね、、。専攻をどうする、国はどうする、エッセイは何を書く、、、もう全てですね。


そんな中、担当カウンセラーさんが明るくひっぱってくれて階段を一つずつ上がる様に何とか進んでこれました。
それから、私のために快く推薦状を書いてくださった方々にも心から感謝しています。

とにかく何も分からない状態だったので、もう一からプロのお力で引っ張ってもらったのでここまでこれた、というのが実感です。

遠かったですけど、割と頻繁にカウンセリングに伺ってバーっと話してバーっと話してもらって、その中の何気ない話が意外と参考になったり、、。カウンセラーさんの“大丈夫ですよ”“何とかなりますよ”という感じが本当に助かりました。“これはさすがにまずいかも知れない”と思った時にカウンセラーさんのおかげで“何とかなる、なる”と思えました。難しい事を簡単に説明してくれるのが本当に助かりましたね。

『自分が持っている力で行けるベストなところに行きたい』という希望だったんですが、今ある自分の状況の中で最短距離でそれを叶えてもらえたというのが一番ですね。

自分一人だったら多分諦めてしまっていたと思うんですよ。ものすごい高い基準を各大学とも求めているので、その時点でもう自分には難しいと思ってしまっていたと思うんです。 プロの方にしか分からない色々な方法をご提案頂けたお陰でサセックス大学に行けることになって今は本当に幸せな気持ちです。


Q5. 最後に、渡航を間近に控えられ今の心境と、またこちらをご覧の皆様へアドバイスやメッセージなどございましたらお願い致します。

Q5. 最後に、渡航を間近に控えられ今の心境と、またこちらをご覧の皆様へアドバイスやメッセージなどございましたらお願い致します。

実は行けることが決まった時は最高の気分だったんですが、現実味を実感し始めてから不安も出てきてしまって先週位までは割とナイーブになってしまっていたんですよね。細かい事がいちいち不安になってしまって、、。

でも準備も進んで、やっとだんだん楽しみに感じれるようになってきたので良かったです。

行ってからしたい事は、開発というものを理解しながら、チャンスがあれば現地に行ってフィールドに出れる機会を持てればと思っています。あとは行ってから色々興味が湧いたりするかもしれないのでそれはそれで大事にしたいですね。とにもかくにも学位をきちんと取ってきたいです!(笑)

私は今回『夢は叶う!』という事を実感しました。
最初の一歩を踏み出すまでに時間はかかってしまいましたが、まずは一歩を踏み出してみると後は何とかなると思うので、皆さんも是非一歩踏み出してみて頂ければと思います。 応援しています!