英語力なしで成功する/絶対後悔しない大学院留学攻略セミナー

場所: 東京国際フォーラム 
会場: 
ガラス棟4階
日付: 
2011年1月16日(日)
時間: 
第一部:13:30~14:20 第二部14:30~16:30
参加費:
無料
参加者:
計65名(男性26名、女性38名)

セミナー担当者より:

【お礼とお詫び】
今回は年末・年始を挟みましたので、時期的なことも重なり開催一カ月前にはご予約者が60名を超えご参加予約締切りとさせて頂きました。その後もキャンセル待ち予約を多数頂き、最終的にキャンセル待ち予約が150名を超えてしまいご参加ご希望頂きましたにも関わらず多くの方にご参加を見送って頂く結果となってしまいました。今回ご参加頂けなかった皆様にはこの場をかりて深くお詫び申し上げます。

当日の模様

【第一部セミナー】

第一部セミナーでは英語力に自信がない方を対象に絞りセミナーを開催致しました。今回のセミナーは通常と比べて平均年齢が高かったこと、そして女性のご来場者が多かったことが特徴です。1月は現役大学生は試験中なのか今回は社会人の方が非常に多かったという印象です。

第一部で私たちが伝えたいことは一つです。

「英語力のせいで大学院留学を諦めて頂きたくない」

ということです。現在では各海外大学院も優秀な学生を探すのに非常に力を入れており、出願時に英語力を証明できなくても優秀な出願者であれば条件付き合格(入学までに指定の英語力を証明することを条件とした合格制度)を提供している大学院が非常に増えています。現在ではオーストラリア、イギリスの大学院はほぼ全ての大学院でこういった制度を取り入れていますし、アメリカでも数は限られますが条件付き合格制度を取り入れている学校があります。

ただこういった条件付き合格制度の話をすると、通常皆さん「どうせ無名校でしょ」、「どうせ現地の私立英語学校に語学留学させるんでしょ」と思われる方も多いと思います。ただ私たちの強い思いとして、

「英語力がないからといって大学院のレベルは下げる必要はない」

と思っています。先にも述べたように「英語力=学力」ではありません。「英語力=言語力」というだけであって英語力と学力を分けて審査してくれる海外の大学院は非常に多いことは以外と知られていません。例えばイギリスのトップスクールであるUCL(University College London)でも条件付き合格を提供していますが、入学の際TOEICのスコアも認めてくれる非常に珍しい大学院です。こんな世界のトップスクールでも英語力に関しては非常に寛容な姿勢をとっているのです。これは英語力の壁を高くして優秀な学生を逃したくないという現れではないかと思います。

現在では下記のような名門大学郡としてランク付けされている世界のトップスクールでも条件付き合格を提供している学校は数多く存在します。

USNews Best Collges(アメリカ)
UK Russell Group (イギリス)
University of London(イギリス)
AUS Group 8 Universities(オーストラリア)

しかし英語力に自信がない学生には非常に便利な条件付き合格制度ですが、非常に留意すべき落とし穴(リスク)があることも事実です。そのリスクとは下記2つになります。

1. 条件付き合格取得後結局入学までに英語力が上がらず入学できない
2. 条件付き合格を提供する大学院にこだわり過ぎるあまり無名校に入学してしまう

今回のセミナーでは特に上記2つのリスクについてどのように回避することが可能なのか、という点にフォーカスし解説致しました。

特に1に関しては、大学付属の英語学校で開講されている条件付き合格取得者のための特別なコースに入学することで大学院入学スコアを免除してくれる制度、を利用することで回避することができます。そういった特別なコースを提供している大学院が現在では多数存在します。セミナーではそういった学校の具体例を出しながらリスクを避け確実に入学する方法を解説しました。

また2に関しては条件付き合格を提供している、英語力に寛容、といった情報だけで学校を決めるのではなく、留学先(国)を跨いで選択肢を見ていくことによって、世界的に知名度のあるランキングや名門大学郡に所属しているトップスクールの中で条件付き合格を提供している希望の大学院を必ず見つけることで回避することが可能です。

そのためには皆さんが今持っている全ての選択肢を見る必要があります、重要なことは留学先(国)を最初から一カ国に絞らないことです。皆さんも次回セミナー(2011年3月6日開催予定)にご参加頂きトップスクールを目指してください。

【第二部セミナー】

第二部は第一部とは異なり、対象者を限定せず2012年に大学院留学を希望する方皆さんを対象に開催致しました。第二部でさらに10名程度の方が加わりご参加者は総勢65名となりました。中にはキャンセル待ち予約中の方やご予約が確定していない方もご来場頂きましたが、ご参加ご予約が確定しておりませんと会場の規定によりご参加頂くことができないことがございます。そのため何卒事前にご参加予約を頂きますようお願い申し上げます。

今回2011年1月という年明けという時期的なこともあり、大学院留学を検討し始めたばかり、という方が多かったのが印象的です。いよいよ2010年も終わり2011年に入りました、2012年入学を目指す方には今年が勝負の時です。2012年入学を目指す場合は通常2011年度中には出願する必要がありますので、今年の出来如何によって留学の可否や可能性が決まります。そのため今回のセミナーでは国別大学院留学事情などから出願条件、出願書類作成方法、出願までの具体的なスケジュールなどこれから2012年入学を目指す方に必要な全ての情報を解説致しました。

第二部で私たちが伝えたいことは一つです、

「入学後絶対に後悔しないために全ての選択肢を見て進学先を決めてほしい」

ということです。
全ての選択肢を全て見て進学先を決めるということは、簡単にいうと最初に留学先(国)を絞らないことです。最初に国を絞るということは皆さんの可能性を最初に限定していまうことに他なりません。

例えば皆さんのバックグラウンドや希望する専攻によっては北米だと難しい大学院がヨーロッパでは可能になったり、またその逆もしかりです。北米、ヨーロッパ、オセアニアと全て異なった入学基準を設けてますので、まずは留学先(国)を絞らずどの国が一番自分のバックグラウンドと希望する専攻でトップスクールに入学できるか、ということを見極めることが重要です。もちろん希望する特定のロケーションがあり、その土地の大学院しか検討したくない、という方は別ですが、できる限り国を跨いで学校リサーチを行うことにより、皆さんが現在持っている選択肢の中で一番最良の大学院を選ぶことができるということです。

そのため第二部セミナーでは各国の大学院の特色や難易度、費用など細かく紹介しました。

そして次に留学準備の段階で注意が必要なことが、

・ 闇雲にとりあえずTOEFLの勉強を開始しない
ということです。

その理由はTOEFLiBT対策カレッジの日本人講師より「TOEFL/IELTS対策セミナー」内で解説させて頂きました。

【TOEFL/IELTS対策セミナー】
当日はTOEFLiBT対策カレッジ講師によるテスト対策セミナーも同時開催致しました。今回は2012年海外大学院入学に向けてどのようにテスト対策を行っていく必要があるのか、という点について解説致しました。

セミナーの中で最も皆さんが驚かれていたのは、大学院留学を思い立ったら「とりあえずTOEFL始めました」ということは絶対にやめましょう、

という講師からの話でした。皆さんの中には最近2012年入学に向けて本格的に準備を始めたので「とりあえずTOEFL始めました」という方も少なくないのではないでしょうか?確かに一昔前までは正規留学といったらTOEFL、TOEFLがないと話にならない、という時代でした。ただ今は違います、TOEFLの代わりにIELTSで代替え可能ですし、条件付き合格制度を利用すれば海外のトップスクールでもスコアを免除してくれる学校も少なくありません。

また昨今では海外大学院も非常に多様化し、入学難易度も各国や学校によって大きく異なります。そのため皆さんが大学院留学を検討し始めたらすぐやはらなければいけないことはTOEFL対策ではなく、「入学したい大学院を決めること(出願校を決めること)」です。そして国を跨いで学校を探し、皆さんのバックグラウンドで入学できる学校を全て確認し一番希望にあった学校を探すことです。

そして入学希望校が決まったらその学校に入学するために何が必要なのか、ということを考慮しテスト対策を効率よく行うことが重要です。

今回も同時開催したTOEFL、IELTS対策セミナーでは、TOEFL、IELTSの対策方法だけでなく、TOEFL,IELTSを徹底比較することにより両者の難易度の比較、またどちらを選ぶべきか、また2012年入学を目指す方の目標スコアの立て方、目標スコア取得までのスケジュールを細かく解説致しました。

大学院留学を成功させるうえでTOEFLを選ぶのか、IELTSを選ぶのか、ということは非常に重要なことです。それを決めずに「とりあえずTOEFLの勉強始めました、、」という効率の悪いことは絶対に避けなければなりません。

次回セミナーは2011年3月6日(日)開催予定となっております。2011年、2012年入学を目指す方は是非この機会にご参加ください。

アンケート抜粋

・ 国別の要求している語学レベルTOEFL、IELTSなどが分かったのが大変役立ちました。(社会人・男性)

・TOEFL以外でも出願可能なことを知ることができ、今後のリサーチに役立てたいと思います。(大学生・女性)

・スピーカーが慣れていてポイントに絞っている点は非常に良かったです。またIELTSの情報が得られたことは非常に役出しました。(社会人・女性)

・ 今まで英国にこだわっていた部分があったが、他国にも広げる必性を感じた。(社会人・女性)

・ 各国の比較、費用等のフレームワークが分かり易かった。(大学生・女性)

・条件付き合格のリスクとそのリスク回避のお話は大変役立ちました。(社会人・男性)

・大学院留学に必要なことが分かりやすく、スケジュール感も非常に役立った!(女性・大学生)

・ スケジュールの立て方など、具体的で分かり易かったです。(大学生・女性)

・ 国別出願までのスケジュール、TOEFLiBTとIELTSの違いについての話は非常に役立ちました。(社会人・男性)

・ 出願書類作成のポイント、出願までのスケジューリングについて知れたことは役立ちました。(社会人・男性)

・ 条件付き合格の詳細とエッセイ等の趣旨が知れたのは非常に役立ちました。(大学生・男性)

・ 入学方法がいろいろあること、そしてTOEFLとIELTSで全然違うことが分かって大変役立ちました。(大学生・女性)

・ 大学院ランキングの重要性(ワールドラインキングなどを利用し国を横並びにして考える発想はとても役立ちました)、また準備する書類の順番やスケジューリングについても非常に役立ちました。(社会人・男性)

・ 全体的にウェブ上では収集し切れないポイントがおさえられていたと思います。(社会人・女性)

・ 英語力がなくても大学院に入れることが良く分かった、IELTSの情報も知れたので大変役立ちました。(大学生・女性)

・ 条件付き合格の利点と落とし穴、また国別の比較は非常に役立ちました。(社会人・女性)

・ 具体的な資金面のアドバイスやスケジュール管理など、また所々細かいアドバイス(闇雲に勉強しないなど)も率直な意見で大変参考になった。(社会人・女性)

・ TOEFL、IELTSの選択について、また留学先に応じた具体的なスケジューリングの考え方を知れたことは大変役立ちました。(社会・男性)

・志望する大学院によって英語の勉強に費やせる時間が大きく異なることに驚きました。まったく意識していなかったので説明があって助かりました。(社会人・女性)

・ ネットで見て分からなかったことがすごく分かり易かったです。大変役立ちました。(大学生・女性)

・出願までのスケジュール、大学院の検索の仕方、資料準備が大変役立ちました。(社会人・男性)

・ 今すべきことが明確になった。費用や期間についても比較でき分かり易かった。(社会人・女性)

・ 入学までのスケジュールや履歴書等の書類の書き方がとても参考になりました。(大学生・男性)

・ 具体的な大学名とスコア、ランキング制度を出して説明して頂いた点が大変役に立ちました。(社会人・女性)

・知りたい情報が簡潔に示されていたので、自分で調べる手間が省けました。ありがとうございました。(大学生・男性)

・出願までのスケジュール、各国の大学院の違いを知ることが出来て良かったです。(大学生・女性)

・ 日本の大学は海外の大学院への対策は弱いのでと感じました。(大学生・男性)

・ インターネットで沢山の情報を集めることは可能だが、その情報を整理して頂いている点は大変役立ちました。(社会人・女性)

・ 様々な国を対象として、プログラムや費用を比較してご説明頂けたこと、大変役立ちました。(社会人・女性)

・ 出願校をできるだけ早く決めることが重要だということが分かった。(大学生・男性)