MBAとMScのBusiness Course(Accounting、Marketing、Internatinal Business等)の2つの違いはどのようなところにあるのでしょうか?

経営学を総合的に学ぶのがMBA、その中でも専門分野について深く学ぶのがMS,またはMAのDegreeと考えて間違いないかと思います。

大きな違いは、MBAの方が必修科目でビジネスを体系的に学ぶ必要がある、ということです。体系的とは、経済、情報管理、人材管理、アカウンティング、ファイナンス、マーケティング、といった内容を総合的に学びます。その後副専攻で国際マーケティングや不動産学、観光学といった自身の専攻をより深く選ぶのが一般的です。

既にビジネスの中でも専門分野を決めており、且つ上記のようなビジネスの体系的学問を必要としない場合は、MSやMAの学位の方が適しています。

またMScは主にイギリス、オセアニアなどで開講されている学位ですが、こちらはMBAと違いフルタイムの職歴がなくても入学することが可能な学位です。

例えば、
MBA
MSc Management

という学位は両方経営学を総合的に学ぶ学位ですが、通常職歴が3年程度以上ある方はMBA、職歴がない、またはそれ以下の方はMSc Managementとバックグラウンドによって分かれています。

また北米では認識が少し違い、MBAでも職歴などは出願条件に課していない学校がほとんどです。またMScという学位はなく、MA、またはMSという学位になり、経営学の中でも専門分野を決めてより深く学ぶための学位という認識になります。そのためMBAよりMS Accountingの方が難易度が高いということもあります。