海外大学院 合格者インタビュー
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今回インタビューにご協力頂きました相場さんは、イギリスのロンドン大学だけでなく、オーストラリアのグループ8に所属する大学院の中でも上位校すべてに合格されました。国際関係学という比較的難易度の高い専攻で大学院留学を成功された秘訣を伺いました。 |
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正直に言ってしまうと直接的な理由は就職活動で思う様な結果が出なかった事ですね。ただ元々高校2年生位から英語に対する興味が強くなっていたので“留学”というのは漠然と選択肢として考えていました。 大学生になって普通であればやっぱり交換留学という方法を取ると思うんですが、就職活動の事を考えるとスケジュール的に合わなかったので断念して、大学生皆がするのと同じように就職活動をしていました。 ただそれがなかなか思うようにいかなくて途方に暮れていた時に、両親から“元々留学がしたかったのだから大学院留学を考えてみては?、、”という選択肢を示してもらえたので、そこで最終的に決めました。 |
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8月に最後に受けた企業面接の結果が届いて、残念な結果になってしまってその後に留学を決意したので、準備を始めたのは9月からでした。 忘れもしない8月22日に結果が届いたんですが(笑)、その時は絶望感で一杯でしたよ、、。 ![]() そこからは3カ月程度で出願までもっていかなければいけなかったので、色々同時並行でした。 最初はまずTOEFLやIELTSの受験をした事がなかったので対策を始めて、出願校の検討も同時に進めました。その後はエッセイ・推薦状を併行という感じで、、怒涛の様に準備をして12月には出願しました。 |
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それもですね(笑)、、最初から決まっていたわけではないのですが、もともと国際問題には関心が強くて国際関係学や開発学も視野に入れて検討して、最終的に国際関係学に決めました。 |
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当初はアメリカを考えていたんですが、学費の面でやはり負担が大きい為、英語圏全般で紹介してもらって見て行きました。 出願校については、やっぱり最終学歴になるものなので世界的な評価を一番優先に考えましたね。 イギリスとオーストラリアの大学に出願して、ありがたい事に複数校から合格をもらえましたが、最終的にはカウンセラーの方ともお話しして大学の評価や国際関係学を学ぶ上での環境などからAustralian National Universityへの進学を決めました。 |
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今回オーストラリアの大学を選んだ理由でもあるんですが、主にはアジア地域に関連した事を学びたいと思っています。 経済成長が著しい地域でも政治的な成熟が追いついていないという事が原因で戦争・紛争や諸問題が発生してくるケースが多く見られて言えるので、そういった問題について知識を深めていきたいと思っています。 |
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卒論やゼミと大学院留学の出願準備を併行して行うのが死ぬ程大変でした(笑)。 うちのゼミは凄くハードなんですよ。 課題が凄く多いゼミで、例えば英語論文を毎週1本読んで、その要旨をまとめて発展性と批評を書くという課題なんかがあって、その他にもケーススタディなどもありました。 そこへプラスして卒論と英語の対策、エッセイ、、、その両立に苦労しました。 大学院の準備の中で大変だったのは英語の勉強とエッセイですね エッセイは“今後自分がどうなりたいのか?”という事を全ての大学で求められると思うんですが、それを絞り出すのに苦労しました。ただ就職活動の時に1年以上にわたって自己分析をしていたので、それが大きかったかなと思います。 ![]() なので大学院への出願エッセイに関しては、“ないものは出せないんだから、今から考えよう”と思って1日に何時間も考えました。 よく自己分析で『印象的な出来事からイメージする』という事が言われると思うんですが、それは自分にとっては高校時代に訪れた沖縄の慰霊碑とガマ(防空壕)に行った時の経験だったんですよね。それを糸口に考えて、本音を書こうと思ってエッセイを書きました。それが受け入れてもらえたのかなと思います。 英語の勉強は出願まで2カ月半程度対策してその間にほぼ毎週、5~6回は受けました。 自分の能力の中で弱かったのはWritingとSpeakingのアウトプット系だったので、そこを中心に勉強しました。 【TOEFLの受験経験がない中で2カ月半で必要スコアを出されるというのは非常に困難な事だと追いますが、どのように勉強されましたか?】 WritingとSpeakingはテンプレートや解答例をひたすら覚えてそれを書いたり話したりという練習をしました。 ReadingとListeningは大学1年から英語が好きでずっと勉強していたので、それが活きてくれたかなと思います。 全て独学ですが、大学受験の英語力を落とさないように大学入学後間もなくから英語の勉強を再開しました。 Listeningはディクテーションとシャドーウィングで力が付いたと思います。苦痛な作業ですが(笑)、最初のころはやっぱりディクテーションは時間をかけてやった方が良いと思います。聴く素材は何でも良いと思いますが、当時あったオバマ大統領の演説などが入った演説集や”ACADEMIC単語”という教材を使ったりしていました。 こういった基礎があったからこそ、この短時間でスコアがクリアできたのではないかと思います。 留学を考えている方は大学に入って受験英語をキープするというのは重要だと思います。 僕は素晴らしい英語の先生に巡り合って、英語の面白さや重要性を早めに感じられたので、その影響力が大きかったと思います。 その先生は自分が初めて尊敬した人なんですが、英語に関する知識の深さが凄くて、英語力を武器にした圧倒的な情報量を持っているんですよね、そういった方と出会って改めて英語の必要性を感じました |
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さっきの英語に関してもそうなんですが、これから目指す方は出来るだけ時間をかけて準備出来る様にしてもらった方がいいと思います。 自分も英語の勉強や自己分析がなかったら、この短時間での準備は難しかったと思います。 意図せずですけどね、、(笑)。 ![]() 大学院留学を目指している方ってあまり周りにいないですよね、、。 なのでモチベーションを保つ方法として、僕は大学院留学をしている方のブログとか体験談とかを見ていましたね。探してみるとモチベーションを維持する為の媒体って結構あると思います。同じ目標に向かっている方の存在は大きいですからね。 何ならその方へ連絡取っちゃってもいいと思いますし。昔の自分だったらこんな発想はなかったと思うんですが、考えてみれば失うものは何もないので、自分からまず一歩踏み出す事が大事かな、、って。 留学もエッセイも英語の勉強もまずは一歩踏み出す所からじゃないですか、大学院留学を目指してみてその勇気が付いたと思います。 大学院留学を考え始めた時ってみんな全く情報がないと思うので、こちらの大学院留学コンサルティングのHPやフェイスブック、書籍などは凄く内容が充実しているので、サポートを利用するかどうかはともかく大学院留学を考えられている方は是非見てもらうとかなりの情報が得られると思います。 |
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まず留学中は英語を勉強してきたとはいえ、ネイティブには語学力ではかなわないので、そこは努力と熱意でカバーして、教授に10年後も覚えてもらっている位積極的にやっていきたいと思っています。 その後の将来については、どういう形になるかは分かりませんが世界が抱えている問題に関わる仕事に就きたいと思っています。 人類が昔から持っている問題、貧困や紛争・戦争、、誰もなくす事が出来ない、そういった問題の解決の一助になれる存在にはなりたいと思っています。 野口英世の言葉で『志ならずんば、再び故国の土は踏まず。』という言葉があるんですけど、今はまさしくそんな覚悟です。 本当に覚悟を決めて踏み出せば必ず道は開けるのかなというのが、この1年で経験した就職活動の挫折と大学院からの合格で得られた価値観です。 自分としてはここからは人生の第2ステージかなと思っているんですね。就職活動前と後では大きく価値観が変わりました。今となって思えばという事ですが(笑)、あの挫折感がなかったらここまでやれなかったかなと思います。 今回の合格はほんとにサポートがなければ到底無理だったと思うので、サポートのお陰も凄く大きいです。色んな会社に行きましたけどこちらにお願して本当に良かったと思います。折角得られた合格なので、これから1年半 頑張ってきたいと思います! |
【相場さんこの度はご出発直前の貴重なお時間ご協力頂きまして誠にありがとうございました】 |
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