製薬会社が海外で新卒採用を進める訳

2012年7月15日のある新聞に下記のような記事がありました。

製薬会社が海外で新卒採用を進める訳

上記大手製薬会社が海外での新卒採用を拡大している、という内容です。上記製薬会社は売り上げの約半数が海外に依存しているが、社員は日本人がほとんどいう現状で、さらなるグローバル化を進める昨今、外国人社員が足りないことが問題になっているということです。


今までは米国に留学している日本人などを採用していたが、今後はシンガポールなどを始め、中国、韓国の外国人採用枠を増やしていく、ということです。

また、同社では医薬情報担当者(MR)、工場勤務者以外には、TOEICで730点以上を応募条件するといった国際化への転向を急いでいる。

製薬企業は昨今まで主に現地企業にライセンス供与による収入が多かったため、外国人社員は必然的に他の業界に比べると少なかったが、これからは海外市場を開拓し、海外子会社が直接生産、営業等を行う必要があり、海外での採用を増やすことになった、ということです。