地方銀行がアジアからの留学生を積極採用開始

2012年6月21日のある新聞に下記のような記事がありました。

地方銀行がアジアからの留学生を積極採用開始

京都銀行や横浜銀行といった地方銀行で海外からの留学生を採用する傾向が広がっている、という内容です。

具体的には、アジアに進出する地方銀行が増えているため、語学力があり、その国の政治・経済・社会情勢に精通している留学生を採用したい、という地方銀行のニーズが広がっているためです。例えば京都銀行は京都市内の大学院を卒業した留学生を、西日本シティ銀行や11年から留学生も総合職として採用している。理由しては、中国、タイなどで事務所を設立する際や、人民元の取り扱いの開始によって留学生の必要性が高まっているということです。

いよいよ日本でも日本人だけでなく、外国人とも雇用を争う時代が来たといえるでしょう。ここで重要なことは、言語だけでなくこれから進出しようとしている地域の社会、経済情勢について精通していることです。そのため、これからは就職したい企業がどの地域への進出を目指しているのか、ということを把握したうえで留学先を選ぶことが重要となります。昨今では海外の大学院も米国やイギリスばかりでなく、アジアやヨーロッパも留学生を幅広く受け入れていますので、留学先についてもしっかりと検討する必要があります。