英語面接でよくある質問集(その2)

外資系企業への就職希望者必読!
英語面接攻略法②:

大学院留学の試験や、海外系・海外展開を志向する企業での就職・転職活動における面接で、よく聞かれるであろう質問を紹介します。

・あなたの強みは何ですか(=自己PRをしてください) →What are your strengths(strong points)?

ここでは自分の能力をアピールするわけですが、多くの人がイメージする、まさに「日本人」らしい謙虚さはあまり必要ではないでしょう。相手の印象に残るよう、「My strength is・・・」「I am very good at・・・」と短い文章で強みを述べます。 ただ、いくら長所を言っても実際に何をしたかを伝えられなければ、面接官も口だけかと考えてしまいます。それに、30分、1時間と面接をしたところで、面接する側が覚えているのは結局はその人の話し方や具体的な事実です。 なので、転職であればこれまでどんなプロジェクトでどんな役割を果たしどんな結果を出したか、大学院であれば学部の在籍時においてどんな研究をしたかを、数字や人名などの単語を出して、より具体的に語ることが何より重要になります。

また細かいことですが、大学院での面接では自分の卒業論文・卒業研究について必ず伝えられるようにしておきましょう。アメリカの学部では卒業時の論文作成・研究は必須でない場合も多く、それだけ意欲があると強くアピールできるからです。

最後に、「Action Verb」について説明します。 Action Verbとは、自分のやったことをより強く、鮮明な印象を残すために面接や履歴書などで使用する動詞のことです。 例えば、「私は~を行いました(did)」より、「私は~を成し遂げました(achieved)」の方が、意志と成果がはっきりと表現されるでしょう。また、「~と考えました(thought)」より、「~と分析しました(analyzed)」の方が、自分のリサーチ能力をアピールできるでしょう。

このAction Verbの一覧は検索すれば出てくると思います。 http://web.mit.edu/career/www//guide/actionverbs.html (リンクはMIT・キャリアセンターのウェブサイト) 事前に面接対策をする際には、この動詞を使って、ぜひ自分の能力を効果的にアピールする文章を作りましょう。